「ファイヤーウーマン纏組」をとりまいた環境など。


ゲーム「ファイヤーウーマン纏組」は、もともとはFX専用ソフトとして、
1996年11月末に徳間書店から発売された。



(実際に作っていたのはトクマインターメディア(Tim。「少年キャプテン」とか作ってた)と、

ヒューネックス(NECとヒューマンの子会社。
FXで名作といわれるソフトの多くはここが製作。
PCエンジンでも「プライベート・アイ・ドル」など、
晩期の名作を何本か作っている。)。)



原作は同タイトルのラジオドラマ。…
…っちゅーかそもそもこの「纏組」とゆー作品っつーか
企画自体がメディアミックス戦略用企画として作られたのだろう。

当時、既に角川、メディアワークスなどはメディアミックスを当てまくっていたから、
徳間書店インターメディアとしてもそっち方面に進出したかったのだろう。

(実際、この少し前くらいから、「少年キャプテン」が突然休刊するまでの間、
徳間書店…っつーかインターメディアは、やたらメディアミックスに力をいれていた。)

また、その一環として、PSに移植もされたのだろう。
(FX版の評価が高かったのもあるだろうけど)

しかし、PSに移植されたわりにはあまりにも知名度が低いまま、今にいたる。
(PS版のユーザーも、大半はFX版ユーザーではなかろうか?ってな感がある)

(結局、普及しているハードでも、
ちゃんと宣伝しないと、
月数十本も発売されるソフトの波にのまれて
知られないまま終わってしまうのだろう。

ま、それに関しては、元ログイン編集部員大澤氏が、
ユーズドゲームズのコラムやご自分の単行本にてのべておられる、

「角川系以外の出版社はメディアミックスがヘタ
(そもそも出版社内のシステムがちがうらしい)

というのが大きな理由でもありましょう。)



とはいえ、全くメディアミックス展開や宣伝がされなかったワケではなかったり。
とりあえず下記にて、専門誌でのゲーム紹介ページ以外で、拙者が覚えている限りを紹介。


まずはラジオドラマに関してもう少し。

ラジオドラマはまず単体で、FX版が出るよりもずいぶん前に、一本発売された

(内容は、前半はさやかのお姉さんの恋物語、
後半は京介とひろみの恋の逃避行と、
ひろみの纏組入部などだったかと。)
が、

じつはPS版の特典として(初回限定だったっけ?でもどれも初回版だったり(^^;))、

前述の話の続き(ドラマのみのライバルキャラが多数登場)と、
完全オリジナル(パラレルワールド物)の二本がまとめて付いて来た。



FX版が出る前には
PCエンジンFANにて小説が連載されていた。
 
こちらは主要キャラクターおよびゲームのみのキャラクターなどの設定は、
後述のキャプテンでのコミカライズよりかはゲームorラジオドラマに近い感じだったが、
ストーリー的には、学園推理ミステリー風に描かれていた。
このため、喧嘩シーンなどはほとんどない。


掲載誌の休刊により休載と相成ったが、
ちゃんと最終話が描かれたのと、
もともと一話完結だったせいもあり、
後述の少年キャプテンのコミカライズ版よりもムリなくちゃんと終わった。
が、やはり単行本にはなっていない。

(ちなみに、著者は小説版強殖装甲ガイバーを書いた人。)


また、オリジナルストーリーで少年キャプテンに連載マンガが掲載
……が、
同誌の突然すぎる休刊にて、第四話あたりでこれまた休載となった。
まだPS移植が発表されてないころだったかと。
(とーぜん単行本にはなっていない。
著者名は後藤乃子(ごとうのぶこ)さん。)



あと、キャラデザインのむっちりむうにい氏による何度かのコミカライズ
(自分が見たことがあるのは、PS版移植時に
月刊PSマガジン(徳間書店本体が、オタク臭さを無くしたくて休刊にしたと言われている。)」
に載ってたショートコミック
とか、

ヴァーチャルアイドル・レ・コミックス(これもすでに休刊。)」
に載ってた雨城みずか氏の読み切り(これはFX版の時)
などがあるが、やはり単行本化はされてない。



トップへ戻りマッチョ
纏組トップページへ